後継者不在の事業所などを対象に、愛媛県の南予の自治体などが経営候補者を募りマッチングを行う「南予地域官民連携事業承継推進本部」(本部長・宗正弘西予市企画財務部長)は6日、初の承継成功例として、昆虫の飼育用資材製造・森の国工房(松野町豊岡、益田照明代表)に後継者候補が見つかったと明らかにした。
 森の国工房は松野町産の広葉樹を使った昆虫飼育セットなどを生産。工房や本部などによると、益田代表が会社の将来を考え、松野町や町商工会の仲介を受けて本部のフェイスブックなどで後継者を探したところ、県内の40代男性が応じた。4月以降に経営を引き継ぐ予定という。
 本部メンバーの日本政策金融公庫宇和島支店も6日までに、益田代表に対し事業承継準備として作業場増設資金を融資した。